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パパの失言
紙オムツという文明の力!
大変便利なものを横目に、トイレトレーニングを必死に教えて
日々我が子と格闘する母親に対して、父親はどうでしょうか。
育メンという言葉も出てきているように、
子育てをするお父さんの中でも積極的に何でもやってくれて、
トイレトレーニングにも一緒に頑張ってくれる人がいるかもしれません。
しかし、父親的には紙オムツという便利なものがあるのに、
女房はイライラする、
子供は叱られて泣き続けるという姿を客観的に見ていると、
どうしても
「まだ早いんじゃないの?」
「子供がかわいそうだよ」
「自分で行かれるようになってからでもいいんじゃない?」という言葉が
ついつい出てきてしまいます。
悪気はなく出た言葉だとは思いますが、
我が子のために敢えてトイレトレーニングという
イバラの道に突き進む母親に1番言ってはいけない言葉ではないでしょうか。
父親がトイレトレーニングに否定的な態度だと、
子供はそれを敏感に感じ取り、
自分にとって楽な方の父親の意見に従おうとします。
一生懸命頑張っている母親にとって、
これほどやる気を無くす状況はありません。
協力できないなら、
せめて余計なことは言わない、
水を注すようなことは言わないようにして欲しいと思います。
母親もやりたくてトイレトレーニングをやっている訳ではありません。
子供の成長において大事な習慣を身につけさせるため、
今が必要な時期と判断して日々格闘しているのです。
パパが言葉をかけるなら、
ぜひ母親にも子供にも励ましの言葉をかけてあげてください。